面接対策って何すればいいの・・・❓(技術職編)
こんにちは😃こじこじさんです。
前回に続いて面接対策のお話をしたいと思いますが、前の記事にて「面接対策って言っているけど、肝心な事書いてなくない!?」「質問に対する解答例があるのが対策なんじゃない!?」💢と思っている方もいらっしゃると思います。
確かに、対策というものは課題を解決するためのものですので、その考え方もあると思います。しかしながら、以前の記事で述べましたように、「ゴールが見えにくい」のが就活、特に面接の実際です。
正解は企業側しか持っていないにも関わらず、企業によってその基準が異なるため、一概に「こうすれば良いよ!」という模範解答集を作ることは不可能です。
つまり、この質問はこう答えればOKという話には注意して下さい⚠️
ですので、就活をされている方に知っていただきたいこととしては、面接はどんな観点(視点)で実施されるのか、という企業側の考えを把握する事です。
そんな感じで紹介していきたいと思いますので、よろしくお願いします🙂
■技術職に求められる事って・・・?
「技術力を発揮することによって何らかのアウトプットをつくり出すこと」が技術職に求められます。その技術力とは、化学・電気・機械・ソフトウェアなど多岐に渡りますが、一定の専門知識が必要とされる事はご理解いただけると思います。
特に近年はデジタルトランスフォーメーション(DX)化が推進されているため、IT技術に何かを掛け合わせる事が注目されており、仕事として必要となる技術領域・知識も多岐に渡ります。
つまり、常に新しい技術・知識を習得しながら「何かをつくり出す」事を求められるのが技術職です。
という前提があるため、面接観点としては次のようなポイントが盛り込まれます。
- 論理的思考力
- 言語化能力
- やりきる姿勢
営業職編と同じように基礎学力については除外しています。また、上述しましたように専門性が求められる現場の場合は、大学での専攻・研究内容によって応募・選考可否につながる場合もあります。こういった点についてはここでは触れませんので、ご了承くださいませ。
■論理的思考力📚
就活をしていると必ず出てくるこの言葉。・・・これって一体何なんでしょう。
私の主観的意見としては、「多くの情報(事実)から必要となるものを抽出し、論点に対する情報(事実)・仮説(主観)の整理ができる力」と考えています。
何だか難しく言ってしまいましたが、「なんで〇〇だと思う?」という問いに対して、何の根拠もなく「・・・だからだと思う」と考えるのではなく、事実と主観を織り交ぜて「・・・だからだと思う」と考えられる力と思います。
特に技術職については、物理的に実現可能か不可能か?という課題解決を仕事として行うため、事実(物理的現象)にひもづく論理的思考力が必要となります。
では、どのようなところから論理的思考力の「ある」「無い」が判断されるのでしょうか?
- 自分の判断に対して説明ができる👍
- 「業界志望動機」「大学での研究テーマ選び」「ガクチカ」などについて “なぜその選択(判断)をしたのか“ という説明ができるかどうか、です。
「IT業界を志望しているのはなぜ?」という問いに対して「今後も伸びていく分野なので」という回答は一見良さそうですが、論理性としては不十分です。
なぜならば、“何を持って今後も伸びていくのか?“ という情報(事実)が含まれていない主観的な回答になるためです。
自分の有する情報をもとに、どんな考え(仮説)を以って判断(選択)したのか、が論理的思考力につながります。
- 「業界志望動機」「大学での研究テーマ選び」「ガクチカ」などについて “なぜその選択(判断)をしたのか“ という説明ができるかどうか、です。
- 主観(感覚を含む)と客観(事実)両方を含んだ話ができる🔍
- 人は感情の塊のため、感覚的に善し悪しを決めている事が多いです。
ですが、その感覚に根拠がないと相手の理解を得る事ができませんよね。
よく映画で「この事件には裏がある。俺の感覚がそう言わせているんだぜ!」なんてシーンがありますが、そんな人は大抵孤立していきますよね笑(映画なので、その感覚が正解になるのですが・・・笑)
こう言った表現は現実世界では受け入れにくく、考えの根拠となる客観的な事(事実)が必要となるがほとんどです。
- 人は感情の塊のため、感覚的に善し悪しを決めている事が多いです。
■言語化能力📖
自分の考えや経験を相手に伝わる言葉で表現する事が「言語化能力」になります。
日本語しか話せない(私も・・・)人に対して、英語で捲し立てても何も伝わらないですよね?つまり、言語化能力とは「言葉に変換できればOK」ではなく「相手が理解できる言葉に変換」する必要があります。
では、どうすれば良いのでしょうか。
- 面接官といえども小学生と思う(最初だけ)👶
- 自分の当たり前=相手の当たり前 ではありません。これまでの経験や自分の知識を相手に伝える際には、何も知らない相手に伝えることを意識しましょう。
相手の反応によって「この人はすでに知識のある人だ」「何も知らない人だ」とどこかで必ずわかります。その反応に応じて言葉選びをしていけばOKです
- 自分の当たり前=相手の当たり前 ではありません。これまでの経験や自分の知識を相手に伝える際には、何も知らない相手に伝えることを意識しましょう。
- 横文字をできるだけ使わない🙅♂️
- コミット,エビデンス,コンセンサス,フィックス,サジェスト・・・
何だかかっこいい❗️って思える言葉ってたくさんありますよね。しかもそれを使えちゃう自分ってかっこいい❗️みたいに感じる事もあると思います。
ですが、カッコイイかどうかは相手が決めるもの。そもそも伝わらなければ意味がありませんよね。知識を披露する狙いでの横文字使いは避け、誰もが分かる様に伝えるのがGOODです。
- コミット,エビデンス,コンセンサス,フィックス,サジェスト・・・
- 「私は」で考える🙍♂️
- 一般論で論じる(説明する)のではなく、自分の考え・言葉として論じる事を意識しましょう。矢印が自分に向く事によって、表現の仕方・使う言葉も変わってきます。
■やり切る姿勢
- 面接中に諦めない🏃♂️
- 面接官によっては難易度の高い質問をする方もいると思います。
私が面接官をして来た中、意外と多いのが「わかりません・・・」と回答して “自分にとって回答しやすい質問に切り替えてもらう事を期待する人“ がいる事です。
これは「逃げている」と判断されてもおかしくなく、今後の仕事の取り組む方が容易に想像できてしまいます。
正解は何か?ではなく、相手が知りたい事は何か?を把握することが重要です。ですので、質問の意図がわからない場合は、率直に逆質問をして行きましょう。
- 面接官によっては難易度の高い質問をする方もいると思います。
多くの面接ではこれまでの経験・エピソードが質問として出てくると思います。
これらは面接参加者であるあなたの事が知りたいほか、初対面の人に対してどのような対応ができるか、つまり協業できるか?を見極める材料としています。
もちろん、エピソードを大きく盛ったり、ウソをつくこともできるかもしれません。
しかし、面接官は人を見るプロですので、誇張・ウソは見破ります。(交番の前で事件を起こす様なものです笑)
プロであるからこそ面接は本気で実施されますので、企業側もそんなスタンスでいるということを知っていただければと思います✨