なんでES・1次面接で志望動機を聞いてくるのよ。。。
「ESや1次面接フェーズで志望動機を聞かれても、そんなに志望度が高いわけでもないんですが。。。」
・・・多くの就活生の方が本心で思っていることでは?と勝手ながらに考えています。🙂
この点について、企業側視点👀で解説したいと思います。
「就活」って文字の通り「就職するための活動」ですので、活動を通じて業界や企業の事を知り・理解していくものです。しかし、実際に企業のことを知ろうとしてもネットにある情報がほとんどで、直接企業の人と話ができる機会は限られています。
インターンに参加できればまだ良いのですが、時間やタイミングの制約などにより、気になる企業・業界を網羅することは不可能です。
(しかもインターンに参加しているという時点で、ある程度、業界や企業に対する志望度が高まっています)
ですので、効率的に企業研究を進めるためには “まずは説明会や選考に参加する“ となるわけですが、序盤からこれを聞かれてしまうと「どうしたものかな・・・😱」と思ってしまうと思います。
■なんでES・1次面接で志望動機聞いてくるのよ・・・??
対して企業側は、採用活動に対するコストを抑えたいため、人気企業であればあるほど「採用可能性のある学生にのみコストを使いたい」となります。言い方を変えると「他社志望度の高い人に無駄なコストはかけられない」という事になります。
この「採用可能性」を高めるために、志望動機の質問があります。
■人は自分の言った事に責任を持つ
多くの人が、自分の言った事に対して責任を持つように行動します。これも至極当然の事ですよね。
ESや1次面接フェーズという序盤で「御社の○○が志望した理由です」と本人に言語化してもらう事によって、言った本人はそれを全うする意識が芽生えます。ある意味、自己暗示の様なものですね。
ですので、志望動機がしっかりしている(ロジックが成立している)人ほど、企業側は「当社側に気持ちを向けてくれている=辞退の可能性が低くなる=採用可能性が高くなる」と捉え、その人にコストをかけるようになっていきます。
この第一段階として、序盤に志望動機を質問する企業がある、と考えています。
こういった企業側の視点も含めて、就活の参考にして頂ければと思います✨
※もちろん企業によって考えは様々です。本記事は私が採用担当としての経験に基づいた考えである事をあらかじめご了承ください。